前回から2ヶ月と19日・・・
一日千秋の思いで待ち侘びていた
ドリアンのワインとチーズとパンの会
秋ですね〜 この日は中秋の名月の翌日・・・
この日も良い月が昇っています
十六夜の月を見ながらドリアンへ・・・
もう館林木綿の着流しでは少し肌寒さを感じますね
おっ?
なにやらワインの開け方の講習会やってますよ?
今回のテーマは
−アルザスのワインとチーズでの巻−
フランス北東部に位置するアルザスのワインとチーズ
さて何が出てくるかな? o(^0^)oワクワク
本日の主役のチーズはマンステール 手頃な価格なので良く購入するチーズの一つです
詳しく書かれている参考資料を見つつ チーズの勉強会
そして恒例のチーズカット大会 この日は初参加の方も多くチーズカットも盛り上がり
男性諸君頑張ってチーズカットしてますよー
美味しそ〜 全部で5種類のチーズが盛られました 早く食べたいぞ〜
では 本日の主役からご紹介(^_-)-☆
■マンステール (牛乳) フランス・アルザス圏
元々は修道院という意味を持つモナステールから名前が付いたウォッシュタイプのチーズで
塩水で何度も洗いなが熟成されます 表皮はしっかりしたオレンジ色で薄く
香りはやや強めですが中身は柔らかくミルクの凝縮した甘味を持ちます
オレンジ色で艶々と濡れていうりょうな物が良質のマンステールです
地元のアルザスでは皮付きのジャガイモと一緒に頂くのが定番で
消化を助けるという事でクミンシードやキャラウェイシードを添えて食べます
アルザス産の白ワインであるリースニングやゲヴェルツトラミネールが良く合います
■プティ ブリ ポワブル (牛乳) フランス・ロレーヌ圏
食べやすい白カビチーズの周りに黒胡椒がまぶされた 滑らかでクリーミーなチーズ
ピリっとした刺激がアクセント ビールやフルーティな赤ワインと合わせて
レタスで巻いたり パンに乗せたりサンドウィッチに挟んだりと色々楽します
■ミラベラ (牛乳) フランス・シャンパーニュ・アルデンヌ圏
カレ・ド・レストという地方で造られる四角いチーズを
ロレーヌ地方特産の果物ミラベルから造ったオード・ヴィ(蒸留酒)で
洗いながら熟成するウォッシュタイプのチーズ
艶のあるオレンジ色で強い香りを放つ表皮の下にはミルクのフレッシュな甘味が・・・
シャンパンには勿論 少し甘口のワインとご一緒に♪
■コンテ ド モンターニュ リザーブ 18ヶ月熟成 (牛乳) フランス・フランシュ・コンテ圏
スイスとの国境フランシュ・コンテ地方の名産品 AOCチーズの中ではダントツの生産量
熟成の各段階でヘーゼルナッツ、チョコレート、キャラメルや栗、コーヒー等々
複雑で素晴らしい味わいを楽しめるハードタイプのチーズ
アミノ酸の結晶がジャリジャリと口の中で音を立てるような食感で焼き栗のような甘いチーズ
■ラクレット レ クリュ (牛乳) フランス・フランシュ・コンテ圏
非加熱圧搾で造られるスイスで有名なラクレットですが フランスでも造られています
ラクレとは削るという意味でチーズを半分に切り切り口を温めて溶かし
溶かした部分をそぎ落として頂きます
パンに乗せて食べたり 茹でたジャガイモを添えれば山の心温まる素朴なご馳走の出来上がり
ちなみに・・・このチーズの切り口を温める専用のラクレットオーブンという器具があるそうです
本日の薀蓄〜(^0^)/
ウォッシュタイプのチーズの特徴について♪
表皮が赤黄色でネバネバしていて見た目からして臭そう
熟成が進むと”くさや”や”古漬け”に似た強烈な匂いを発散する
これは納豆菌の仲間のリネンス菌で熟成されるから
熟成中に表皮を何度も塩水や酒で洗うのが特徴
ワインやビール造りが盛んだった中世の修道院で生まれた
代表的なウォッシュタイプのチーズ
リヴァロ:ノルマンディ産 名産のりんご酒シードルで洗う
エポエアス:ブルゴーニュ産 マール(葡萄の搾りかすで造るブランディー)で洗う
マンステール:アルザス地方産 塩水で洗うので酒で洗う程風味は強くない
以上 ワインとチーズとパンの会参考資料より要約抜粋です
ともあれ乾杯〜
まずはスパークリングですね
う〜んいい香りです むはは 美味いっす
ワインとチーズとパンの組み合わせは天国ですね〜
フランス帰りのドリアンスタッフも
常連参加の皆さんも初参加の皆さんも
楽しく歓談が進みます
おや・・・?なにやら 石窯の方で怪しげな動きが・・・
なになに? なにやってんの?
・・・・って
にゃんとお〜 石窯を使った料理があ〜〜〜〜
皆さん大興奮
カメラを手に取り石窯に大集合〜
窯の扉が開くのは初めてみました〜
いやいやいや これにはビックリ おったまげ
まさか石窯料理が出てくるなんてね〜
うんうん ええ感じで焼きあがっておりますよ
熱々ホクホク う〜ん美味 パンが出ると手が伸びてきます 渋皮栗のカンパーニュも
ん?・・・・ またなにやらゴソゴソと・・・・
お〜
第2弾がありますかあぁ〜〜〜
この料理ベッコフといって フランスでもパンを焼いた後の石窯の余熱で作る料理なんですって〜
これからは ごんべも鍋持ってパンが焼き終わるのを窯の前で待ってようかなあ〜
そして先日 田村さんが出演した
広島ホームテレビの『ステーション』の上映会も(笑)
ケイタイのワンセグ画像のちっちゃいTVで申し訳ない
いやあ〜今回もしっかりちゃっかり楽しんでしまいました
さて最後になりましたが 今回勢ぞろいしたワイン達の紹介で勉強会の復習を締めましょう〜
■ポール ジンク クレマン ブリュット
産地:ACクレマンダルザス 品種:ピノブラン、ピノ・ノワール、シャルドネ
シャンパン方式で造られる大変泡のきれいな優しいスパークリング
美しい黄金色にエキゾチックなフルーツやアプリコットの香りが魅力的フレッシュでフルーティ
■マルク テンペ ローズ ソヴァージュ 06
産地:アルザス 品種:ピノ・ノワール
ピノ・ノワールを白ワインの製法で24ヶ月じっくり熟成 魅惑的な果実の香りと
優しくてまるい味わいの超限定品 シングルヴィンテージは今回が初リリース
前回の限定入荷時あっというまに完売した恐るべき伝説を持つロゼ色のブランドノワール
■マルク テンペ ピノ・ノワール アルテンブルグ 05
産地:アルザス 品種:ピノ・ノワール
稀少なピノ・ノワールの赤 色調は非常に妖艶な紅茶の色
初めは砂糖醤油や生姜のような和風な香り ゆったりと時を経た証にプルーンや腐葉土
タバコのような大人の香りに変化 アタックが柔らかくふんありと口の中で解ける
■マルク テンペ ピノ・ブラン ツェレンベルグ 06
産地:アルザス 品種:ピノ・ノワール
清々しいハーブや白桃、杏のコンポートの香り
緊密なミネラルと伸びやかな酸が豊かな果実味をしっかり支える両立の味わい
■マルク テンペ リースニング サンティポリット 06
産地:アルザス 品種:リースニング
フレッシュな柑橘系の香りやパッションフルーツの華やかな香りと
ボリューム感のある果実の甘味と活き活きとしたミネラル感豊かな味わいが特徴的
■マルク テンペ リースニング 「M」 02
産地:アルザス 品種:リースニング
特別な区画マンブールで作る限定極上リースニング
輝く黄金色でシロップのようなとろみの中に一筋の苦味も
バックヴィンテージならではの熟成感とオイリーでリッチなフィニッシュ
■マルク テンペ ゲヴェルツトラミネール ツェレンベルグ 06
産地:アルザス 品種:ゲヴェルツトラミネール
石灰質をベースとしたツェレンベルグの畑で育ったゲヴュルツ
リッチなフローラル香とスパイシー香が漂い 口に含むと果実味とミネラルが広がる
以上 ワインとチーズとパンの会参考資料より要約抜粋です
あれ・・・? ワインの写真が一枚足りな〜い 撮りわすれちった
あ・・・サラダの写真も撮り忘れちまってる・・・
Boulangerie deRien
http://www.dorian.jp/index.html
広島市南区堀越2−8−22
082−285−3235
休み 月・火曜日
■これまで参加させて貰ったワインとチーズとパンの会■
2009/07 vol.16 山羊チーズ
2009/05 vol.15 イタリアンチーズパーティ
2009/04 vol.14 ロックフォールと南フランス羊チーズ
2009/01 vol.13 チーズフォンデュ鍋パーティ
2008/12 vol.12 シャンパーニュと供に
2008/11 vol.11 ジェランで山のチーズと一緒に
2008/09 vol.10 ノルマンディとロワールのチーズ・ワイン
2008/05 vol.08 ロワール地方とブルゴーニュ地方
2008/04 vol.07 フランス ロワールとアルザスのチーズとワイン
2008/03 vol.06 イタリアのチーズ&ワイン
今回の蘊蓄も凄過ぎる。で、ごんべさんのお薦めのチーズは何ですか?
ワインもお料理も、初登場の石窯料理もよいなあ〜。
マルク・テンペをこれだけ色々飲めるって、さすがです。
ドリアンのパンとマッチしてそうだなあ。
やはりこの会はかなりそそられています。
今回定員オーバーで参加出来ずに残念です。
石釜をつかったお料理・・・本当に羨ましい!(>_<)
次こそは〜!!!
薀蓄は〜勉強会の資料丸写しですから〜(^^)
講師が凄いんですよ〜 いい勉強になります♪
そーですね お勧めのチーズですか・・・
被写体や撮り方によってレンズを換えるように
チーズもワインや料理によって変わりますから一概には言えないんですけど
最近はミモレット24ヶ月熟成にハマってます(笑)
昨年はモンドールにハマってたしなあ〜
その前はロックフォールだし(笑)
今回来れなかったんですね〜残念><
うんうん とても美味しい会です
マルク・テンペがこれだけ勢ぞろいって
ビックリしましたよ
うわ!どしたん?!って感じでw
今回は旅行があるから来れないのかな?って思ってましたが
定員オーバーだったんですね(^_^;
・・・って言ってるごんべも今回はギリギリでした(^0^;アブナカッター
石窯料理はむっちゃ盛り上りましたよ
マジびっくり! 次回は頑張りましょー お互いに(^_-)-☆
いつかは参加したいな〜。
ひとりでも大丈夫かしら?
全然OKですよ 一人でも大丈夫です
ただ・・・気を付けなければいけないのは・・・
1回行くと 2回3回と行きたくなっても知りませんよお〜(^0^)
いいですね。楽しそうですね。
いつもちょっと送れて会があったことを知るのです。
知っていても、即決力のない私・・申込みに踏み切れないかも。
あーでもとっても楽しそうで美味しそうで。
参加させていただきたい。
写真を見て妄想中です^^
こまめにBLOGチェックするしかないですもんね(^^;
この会だけは 即決しましょう!
なにおさしおいても参加ですw